「ん………っ」
直江の舌が犬歯のあたりばかり這い回るから、高耶は思わず顔を背けた。
「……からかってのんかよ」
高耶は自分の八重歯の事をあまりよくは思っていない。
「好きだから」
「なにが」
「この、感触が」
懲りない直江が顎を掴んで口を開かせてくるから、高耶は自らの舌を直江の口内に差し入れて、その侵入を防いだ。
直江の舌が犬歯のあたりばかり這い回るから、高耶は思わず顔を背けた。
「……からかってのんかよ」
高耶は自分の八重歯の事をあまりよくは思っていない。
「好きだから」
「なにが」
「この、感触が」
懲りない直江が顎を掴んで口を開かせてくるから、高耶は自らの舌を直江の口内に差し入れて、その侵入を防いだ。
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『 耳 』≪≪ ≫≫『 その後の同級生 02 』
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