※「endless richness」アレ 01 02
自宅にて、残った仕事を片付けていた直江は、ハッと顔をあげた。
玄関の鍵の開く音がしたからだ。
高耶にしても家族が来るにしても、連絡無しでくるなんて有り得ない。
携帯の着信がないか確認していると。
「ほう、ここが愛の巣か」
「………貴様っ!」
合鍵を手にした高坂が、勝手に上がりこんできた。
「その鍵、一体どうしたんだ!」
「寝室はこっちかな?」
「高坂っ!」
直江を全く相手にせず、ずかずかと寝室へと入っていく。
「勝手に入るなっ!」
布団を勝手にめくったかと思えば、今度はゴミ箱を漁り始めた。
と、そこに、先週末の愛の残骸が。
「………感染症対策は万全のようだな」
「こうさかッッッ!!」
胸倉を掴みにかかる直江を、高坂はひらりと避けてみせた。
自宅にて、残った仕事を片付けていた直江は、ハッと顔をあげた。
玄関の鍵の開く音がしたからだ。
高耶にしても家族が来るにしても、連絡無しでくるなんて有り得ない。
携帯の着信がないか確認していると。
「ほう、ここが愛の巣か」
「………貴様っ!」
合鍵を手にした高坂が、勝手に上がりこんできた。
「その鍵、一体どうしたんだ!」
「寝室はこっちかな?」
「高坂っ!」
直江を全く相手にせず、ずかずかと寝室へと入っていく。
「勝手に入るなっ!」
布団を勝手にめくったかと思えば、今度はゴミ箱を漁り始めた。
と、そこに、先週末の愛の残骸が。
「………感染症対策は万全のようだな」
「こうさかッッッ!!」
胸倉を掴みにかかる直江を、高坂はひらりと避けてみせた。
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