夜だというのに、外が何だか騒がしい。
気になった直江が覗きに行ってみると、隊士たちが丸座になって宴会をしていた。
その中に見慣れない顔がいる。
これまた随分と若く、高校のものらしき制服を着ている。
「新入りか?」
近くに座っている隊士に尋ねると、裏の学校でふらふらしてたやつ(霊)を連れてきた、とのことだ。
「憑坐は?」
「それもその学校にいよった奴じゃ」
「……………」
それじゃあ誘拐だろう、と思っていると、
「あいつ、若い内にのうなったき、酒も飲みよったことがない言うんじゃ」
隣にいた隊士が何だか言い訳がましいことを言ってきた。
ただそれを口実にして、単に酒盛りがしたかっただけではないかと疑いたくなる。
気になった直江が覗きに行ってみると、隊士たちが丸座になって宴会をしていた。
その中に見慣れない顔がいる。
これまた随分と若く、高校のものらしき制服を着ている。
「新入りか?」
近くに座っている隊士に尋ねると、裏の学校でふらふらしてたやつ(霊)を連れてきた、とのことだ。
「憑坐は?」
「それもその学校にいよった奴じゃ」
「……………」
それじゃあ誘拐だろう、と思っていると、
「あいつ、若い内にのうなったき、酒も飲みよったことがない言うんじゃ」
隣にいた隊士が何だか言い訳がましいことを言ってきた。
ただそれを口実にして、単に酒盛りがしたかっただけではないかと疑いたくなる。
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